太陽光固定買取期間終了後の売電はどうなる?/20年後の買取価格
経済産業省では、20年の固定買取期間終了後の太陽光発電所の利用方法について
仕組みを検討し始めました。
経済産業省は、太陽光発電設備は保守管理を続ければ買取期間終了後も10年以上発電が
可能と踏んでいます。発電所を長期利用するため事業者に定期的な保守管理を義務づける
代わりに20年後以降も買取価格は下がるが、事業者が電気を売れる環境を整備するしていく
と思われます。(買取期間終了後の設備利用の方法について)
エコ丸は、電力という価値のあるものを作り続ける発電所が20年で終了するはずがないと
思っていたので、20年後以降の買取価格が焦点だと思っていました。
今までが20年後に買い取ってもらえるのか、買い取ってもらえる場合はいくらで売れるのか
全く決まっていない状態だったので、具体的に検討し始めたという所でしょうか。
この20年後の買取価格については、発電コストから考えると大体の予想はつきます。
2030年の電源別の発電コスト
原子力 10.1円/KWh
石炭火力 12.9円/KWh
LNG火力 13.4円/KWh
水 力 11.0 円/KWh
風 力 13.9〜21.9円/KWh
太陽光 12.7〜15.5円/KWh
発電コストは、だいたいどの発電方式でも10円前後から15円くらいの間です。
太陽光発電も将来的にはこのぐらいの発電コストに落ち着いて来るでしょう。
そうなると、買取価格は10〜15円程度になる可能性が高いと思います。
当然政府としても、賦課金を投じて導入促進して太陽光を広めたわけですから、
20年後に投資回収が終わったからと言って放置されたら困ります。
設置された太陽光は将来のエネルギー基盤を支える安定的な電源として期待されています。
太陽光発電は太陽光という燃料代がゼロ円のエネルギーで設備が壊れるまで発電してくれます。
発電するために燃料代がかかりません。燃料代が必要な、火力や原子力とは大きく違います。
太陽光発電の事業者は、たとえ買取価格が下がっても燃料代がかからないので、保守管理費用
などの経費はかかるものの、20年後以降も安定して売電事業を継続できます。稼ぎ続けることが
出来るという事です。土地を借りて発電所をしている人は、契約の延長や買い上げを検討して
いた方がよさそうです。分譲型の太陽光発電所を購入するなら土地購入型の物件をおススメ
します。
たとえ買取価格が20年後に1/3になったとしても、ずっと稼ぎ続けてくる太陽光発電とは
なんと素晴らしい事業なのでしょう。50KW*1基では小遣い程度ですが、50KW*6基(300KW)
程度以上所有していれば十分に生活していけます。
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20年間だからこそ、複数の業者を慎重に比較検討しましょう。
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