サニックスの産業用太陽光発電/野立てソーラー26万円新聞全面広告

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最近新聞で、サニックスの太陽光発電の広告を見かけます。
屋根上設置25.5万円/KW～、遊休地設置26.2万円/KW～というやつである。
倉庫や事務所の屋根設置と野立て(地上設置)との2種類がありますね。
サニックスは50KWまでの低圧で連系できるプチメガソーラー市場を得意としています。

遊休地設置の場合を考えてみると、26万円/KW～というのがミソで、これは最も
条件が良い場合で、実際には設置する場所によって追加の工事が発生してくると
思われます。地盤の状況によっては、コンクリート基礎が必要になるかも知れません。
そうなれば当然単価は上がります。

造成や残土処理、フェンスや引き込みポールの設置、電力会社との連系費用
パワコンの保険代などいろんな追加の経費がかかってくるので、
単純に26万円/KWで設置できるとは思わないほうが良いです。
いろいろ追加があって28万/KW以上になってくると思われます。

それでもサニックスは安いかも知れないので、見積もりには加えた方がいいですね。
※見積もり取得方法は下にあります。

上の写真では少し見づらいですが架台は単管パイプです。パネルの角度は10度。
架台の構造をシンプルにして、初期投資がかからない様になっています。
特に問題があるとは思いません。7～8年で回収しようとすればこの架台をイカに安くするか
にかかっています。

300W近い大型のパネルを使用しています。最近は多結晶型に切り替わっています。
中国の子会社?で製造されているようです。サニックスは使用するパネルを結構コロコロ変える様です。
25年間の出力保証をしていますので、まあ安心といえば安心。

パワコンは日本製の産業用10KWタイプ(3相200V)の物です。2種類から選べます。
どちらも接続箱内臓形で、変換効率も大差ありません。

新電元の場合、絶縁トランスが不要。安川の場合絶縁トランスが必要。
新電元のパワコンは高周波絶縁トランスを内臓しています。

※太陽電池パネルの浮遊容量でアース電流が流れ、交流側に漏洩が回り込みブレーカがトリップする
現象があります。産業用太陽光発電においては、この防止策として、電力会社から絶縁トランスの設置
を求められる場合がありますが、新電元を使えば大丈夫と言う事になります。

サニックスは新電元をオススメしているようです。
設置容量が50KWまでの場合は、絶縁トランスが不要なので新電元の方がいいでしょう。
50KW低圧を複数系統設置する場合は、新電元は出来ないので、安川電気になる。
一長一短ですね。

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