太陽光野立て設置(施工)方法/太陽光発電の工事手順その2
単管パイプ井桁の設置
基礎杭の打設と防草シートの設置が完了しました。続いて、基礎杭の上に単管パイプの
井桁を組んで行きます。縦の桁と横の桁を単管クランプで結合していきます。
結合部のアップ。直交クランプを使用して結合します。
このクランプは、ドブ付け亜鉛めっき(腐食防止)がしてあります。
亜鉛めっきの物を使用しないと、1年もしないうちにねじ部などはさびてきます。
基礎杭の上に単管パイプの井桁を組む。1列写真
基礎杭の上に単管パイプの井桁を組む。全体写真
単管パイプは1mあたり約3キロあります。ですから6m物の単管パイプなどは
結構な重量になります。へとへとになりました。
この基礎井桁の上に太陽光パネルの架台が載ってくるので、頑丈でなくてはいけません。
太陽電池パネルとパワコン、架台の搬入
いよいよ太陽電池パネルが搬入になりました。今回の発電所では太陽光パネルを288枚使用します。
10t車でパネルが運ばれて来ました。ものすごい量です。降ろすだけでクタクタになりました。
パネル1枚の大きさは1.65m*1.0mで、だいたいタタミ1枚分の大きさです。重量は1枚18.6Kgあります。
トリナソーラーのパネルがクレーンで荷おろしされます。
自分で施工する場合は、クレーンの手配も自分持ちです。5tクレーン半日2.5万でした。高っ!
1パレットに太陽光パネルが29枚入っていて、540kgあります。
パネル搬入時に添付の書類があり、パネルの試験成績表が入っていました。
パネル1枚1枚の出力の測定値が記してあります。定格250Wの太陽電池パネルは
実際には250〜259Wの範囲で出力のバラツキがある様です。
250W以下はありませんすべてプラス側です。平均すると255Wぐらいでした。
カタログでもしっかりと出力公差0〜+3%(プラス公差)と書いてあります。
トリナソーラーのもうひとつの特徴は、多結晶なのに単結晶とほぼ変わらない変換効率であることです。
中国製でありながら技術力の高さが伺えます。(トリナソーラーはシェア世界第4位)
ZAM架台も荷降ろしされました。
パワコンKP55M(オムロン)の搬入
電気配線工事は2週間以上先なので、パワコンだけは自宅に配送してもらいました。
(発電所から自宅まで車で10分ぐらい)
パワコンは高価なので盗難に会うと困るので、自宅で保管します。
しかし、これが意外とでかい!! 箱に48Kgと書いてあります。宅急便のお兄ちゃんが
2人かかりで運び入れました。このデカイのが12個もあると、カーポートがいっぱいに
なってしまいました。
オムロンのパワコンKP55Mです。
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太陽光発電は、取り付ける屋根の条件や、設置環境が一軒一軒違うために、絶対的な金額が決まっていません。
そうなると、単純に比較
することが大事になってきます。比較をしないで1社だけで選んでしまったら、実はそこはものすごく
高かったというケースが起こり得ます
。なので、一括見積もりで比較検討することは必須の作業と言えます。
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