太陽光発電の価格や失敗しない為の太陽光発電の仕組みをご紹介

太陽光の過積載はどこまで大丈夫か?/増設過積載は軽微変更

太陽光の過積載はどこまで大丈夫か?/増設過積載は軽微変更

 

H27年度からFITの運用ルールが大きく変わりました。さまざまな規制・ルールの中で
最大の投資効果を生む方法としてパネルの過積載という方法があります。

 

パネルの型式を変更せずに枚数のみの増加は軽微変更扱いですので、敷地に余裕の
ある方にはパネルの増設による発電量アップは、売電価格を変えることなくかつ最高の
投資効果が得られる方法です。実施しない手はありません。

 

 

まず、過積載とは・・

 

「パワーコンディショナの出力を上回る出力の太陽電池パネルを接続する。」ことです。

 

(例)
パワコン 10KW に  パネル 12KW を接続  → 過積載率120% (1.2倍)

 

 

では、この過積載はどこまで可能なのか?

 

 

以前田淵電気に問い合わせたところ、
田淵の回答としましては「定格入力電圧に合わせて欲しい」とのことでした。

 

田淵電気の代表的な機種 三相9.9KWのタイプなら入力動作電圧範囲はカタログで150-550V
となっています。

 

で、何枚まで過積載出来るの?

 

 

さっそく計算してみます。
開放電圧を一般的な250Wパネルの37.8Vとすると・・・

 

過積載計算

 

 

パワコン 9.9KW に パネル 16.25KW (250W×65枚) 
 → 過積載率162% (1.62倍)

 

まで大丈夫となりました。 

 

9.9KW パワコン5台49.5KWならパネルを325枚(81.25KW) まで大丈夫という事になります。
LOOOPのこの商品は、偶然なのか計算通りのパネル容量になってます。(W)
https://looop.co.jp/product/ground_type_80/

 

オムロンの過積載はどうか?

 

オムロンのKP55M-J4の場合、直流入力の運転可能電圧範囲がDC60〜400Vとなっていますので、
同様の計算をしますと、1回路に9ストリングまでOK。オムロンの場合はマルチストリング型では
ないので、4つの入力に同じ枚数のパネルを接続してあげないとロスが発生します。同じにすると
9*4=36枚 36枚*250W=9KWなので

 

パワコン 5.5KW に パネル 9.0KW (250W×36枚) 
 → 過積載率164% (1.64倍)

 

低圧50KWなら5.5KWパワコン9台なので 36枚*9台=324枚 250Wパネルで81KW
までOKということに計算上はなりました。田渕とほぼ同レベルです。
(※実際に実施する場合は各自の責任において実施願います。)

 

オムロンは自社のHPで「太陽光パネルの過積載接続に対応」と明記してありますし、
エコ丸含めて、過積載で運用している方もたくさんいるので実績十分です。
パワコンの最大入力電流、運転可能電圧範囲内で使用する分には全く問題ないのでは
無いでしょうか。

 

夢の200%過積載出現!!

 

低圧分割が禁止になってから、過積載がだんだん当たり前になってきていますが、
最近では、200%過積載といった猛者まで現れてきています。

 

どのような構成なのか気になり、リサーチしたところSMAのパワコンを使用しているようです。
SMAのパワコン(三相9.9,10KW)の場合、定格入力範囲がDC600Vと高く、入力端子も6回路
あります。田渕やオムロンの時と同様の計算をすると 1回路に14ストリングまでOK。
6回路あるので、パワコン9.9KWに対して14*6=84枚 250Wパネルで21KW(過積載率212%)
低圧49.9KW(9.9*4+10*1)なら420枚 105KWという夢の200%超えの過積載が可能の様です。

 

チャレンジャーの方はぜひ挑戦してください。SMAの場合絶縁トランスが入っていないので
電力会社によっては絶縁トランスの設置を言ってくるでしょうが、トランス30万程度の追加出費が
あってもやる価値はあるでしょう。

 

 

 

 

現在では、低圧分割は禁止になっていますので、50KWには大きすぎるし、高圧150KW
以上は入らないというミドルサイズの土地の場合には、土地を最大限活用するために
パワコンは50KWに抑えて低圧で設置し、パネルはなるだけ多く設置する方向になると思います。
そういった場合には過積載の出番になります。

 

 

 

増設の場合は?/投資効果は?

 

 

次に増設の場合です。
過積載設置しないで運用開始していて、土地が余っている場合は増設を考えます。

 

上にも書きましたが、現在運転中の発電所でもパネルの枚数を増やす分には軽微変更で済み、
価格の変更はない
ので取組みやすいです。

 

現在運転中の発電所を増設する場合の費用は、パネルと架台とケーブル少々です。
これなら12〜13万/KW程度で設置できると思います。
一方売電収入は、ピークカットが発生するので、リニアにパネルが増えた分だけ増えるとは
言えませんが、確実に発電量はアップします。コーティングするとか、反射板とかいろんな
発電量アップ方法がありますが、パネルを増やすのが一番確実です。
だいたい投資効果は表面利回りで30%近くなるのではないかと思います。

 

繰り返しますが、
運転開始済み発電所のパネル枚数のみの増加は軽微変更扱いですので、敷地に余裕の
ある方にはパネルの増設による発電量アップは、売電価格を変えることなくかつ最高の投資
効果が得られる方法です。実施しない手はありません。
この場合のパネルメーカー、型式はなんでもいいので激安パネルを増設するのも手です。
ただし、違うメーカーの電池どうしを直列につなぐのだけはやめてください。
田淵のようなマルチストリングではストリングごと、オムロンのような一括入力ではパワコンごとに
電池の種類を統一します。

 

 

 

土地付き太陽光発電所はココで探せ!

タイナビ
利回り10%超えがザクザク!エコ丸も無料会員登録しました。
会員登録すると未公開物件情報をメールでお届け!
国内唯一の土地付き太陽光発電の総合検索サイト。登録も利用もすべて無料

産業用太陽光発電でも価格を比較してコストダウンしましょう!!


↓エコ丸が自信をもって推奨する産業用太陽光発電の一括見積もりサイト↓

 

50KWまでのシステムなら対応できる業者数は多いので、一括見積りサイトで価格を競わすのは有効でしょう。
自作する場合でも比較検討材料として見積もり取得は必須です。
20年間だからこそ、複数の業者を慎重に比較検討しましょう。


タイナビNEXT
国内最大級の
産業用太陽光見積りサイト
月間利用者ダントツNO.1
登録業者140社以上で全国対応
当サイトでダントツ1番人気!
評価 

 

↓↓↓エコ丸があなただけにこっそり教える↓↓↓

 

 

 

 

 

 


ホーム RSS購読 サイトマップ
TOPページ 激安で設置する方法はココ 太陽光の本当のメリットはコレだ! どれぐらいで元が取れるか?