太陽光発電の価格や失敗しない為の太陽光発電の仕組みをご紹介

太陽光新FITでは新設はもとより、すでに発電を開始している
発電所に関してもフェンスの設置が義務付けられました。
フェンスを設置をしないと指導・助言や改善命令、認定取消しの対象と
なるので、ここではなんの価値も生まないフェンスをいかに安く設置できるか
考えてみたいと思います。

このように全くフェンスを設置していない低圧発電所はたくさんあります。

まず、どのようにフェンスを設置しなさいと書かれているかというと、
新FITの事業計画策定ガイドラインにくわしく書いてあります。
↓
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低圧の太陽光発電設備を設置する場合、設置形態上、第三者が容易に
発電設備に近づくことができない場合を除き、高圧以上の発電設備と同等の
立入防止措置として、外部から容易に発電設備に触れることができないように、
発電設備と柵塀等との距離を空けるようにした上で、構内に容易に立ち入る
ことができないような高さの柵塀等を設置すること。
柵塀等については、第三者が容易に取り除くことができないものを用いること。
また、出入口に施錠等を行うとともに、外部から見えやすい位置に立入禁止の
表示を掲げる等の対策を講ずること。
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以上
要約すると、低圧の場合はフェンスの高さ等の寸法は決められていない。
が、フェンスの高さは容易に立ち入ることができない高さにしなさいよ。
ロープ等の簡易なものではなく金網などの第三者が容易に取り除くことが
出来ないもの。出入り口には施錠が必要ですと。

また、Q＆Aを見ると以下の解釈もありました。
本来は発電設備ごとに柵塀等を設置するものです。ただし、過去に低圧分割
で認定を受けた場合については、保守管理の実施に配慮し、複数の発電設
備をまとめて柵塀等を設けることとしても構いません。とのことです。

容易に立ち入る事が出来ない高さとはどのくらいを言うのか?どうでしょう90cm
以上あれば普通は簡単に飛び越えることができないので、1.2m程度以上が妥当
ではないでしょうか。

というわけで、
今回は高さ1.2mのフェンスを設置する場合どうすれば一番安く済むか考えました。

まず、代表的な簡易フェンスの大体の単価です。

・アニマルフェンス　1.2m 15mで15000程度　　1000円〜1200円/m
・CAMSフェンス WM1200BL　3000円/m
これぐらいだと思います。

これよりさらに安くする方法考えました。以下の組み合わせになります。

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◎ノブハラ
防獣用金網　高強度スクリューガードフェンス
高さ1.2m×幅2.0mの亜鉛メッキ・スチールのアニマルフェンス
支柱用トンガリ鉄筋　D13 L=2.0m　
600円/m 程度でいけそう。
コメリなど普通にホームセンターに売っています。ネットで注文して
現地へ運搬してもらうと、送料が高くつくので、ホームセンターに自分で
取りに行き、無料貸し出しの軽トラ等で運搬すると良いです。

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ノブハラのフェンスの代わりにコンクリート打ちで基礎に使う「ワイヤーメッシュ」　を
使用すればさらに安くなると思いますが、高さ1.0mなので少し足りないし、メッキ処理
されていないので、さびてしまうと思います。なのでこれはちょっと外しました。

早速設置して見たのでご覧ください。

メッシュフェンスの搬入

フェンスの下部を少しあけるように今回はコンクリートブロックも購入

φ13mmの鉄筋2.0m

鉄筋(支柱)を2m間隔で打ち込みます。根入れは50〜60cm程度

打ち込んだ鉄筋(支柱)にフェンスを結束バンドで3か所止めます。
クルクルする工具があるとすごく便利で早くできます。

あっという間に完成です。

どうでしょうか? これなら万が一フェンスの影がパネルにかかっても
そんなに売電ロスは発生しないはずです。

こんな方法もありますということでぜひ、参考にしてください。

50KWまでのシステムなら対応できる業者数は多いので、一括見積りサイトで価格を競わすのは有効でしょう。
自作する場合でも比較検討材料として見積もり取得は必須です。
20年間だからこそ、複数の業者を慎重に比較検討しましょう。