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産業用太陽光は高圧連系で?50kW未満低圧連系のメリット

産業用太陽光は高圧連系で?50kW未満低圧連系のメリット

 

全量買い取りの産業用太陽光発電の設置を検討している人のなかで、
50KW前後から100KW程度までの出力を考えていらっしゃる人は、高圧連系と低圧連系の
どちらがよいのか迷われると思います。

 

ここでは、高圧連系と低圧連系の違いと、低圧連系のメリットについてまとめてみました。

 

 

まず、50KWを境に違うところの洗い出し・・

 

●50kW以上の場合には、高圧で系統連系させる必用がある。(キュービクルの設置が必用)
●50KW未満なら一般用の電気工作物となり、主任技術者の選任や保安規定の届出は不要
●50KW以上は自家用電気工作物となり、主任技術者の選任や保安規定の届出が必用
 (2000KW未満のなら電気主任技術者は外部委託可能⇒月数万円程度)
●高圧連系では、計画の段階で電力会社と接続協議が必要。
 (検討費用に21万円必用で、通常3ヶ月程度の協議時間がかかる)

 

 

キャービクルとは・・・
簡単に言えば小規模な変電設備で、高圧(6600V)で受電した電圧を、負荷設備の使用電圧である100Vや200Vに変圧する受電設備を収納した金属製のBOXのことをいいます。受電設備は、開閉器、断路器、しゃ断器、変圧器、保護継電器、計測機器など複数の配電制御設備から構成されます。

 

 

 

 

なぜ50KWが境目になっているかというと、50KW(200V)の設備の場合、流れる電流は250Aとなります。
250A以上の電流を流せる電線はものすごく太くなり、電線の取り扱いが難しくなります。そこで、電圧を
上げて流れる電流を少なくすれば電線も細くてすむので、50KW以上は高圧でという決まりになっています。

 

話がそれましたが、

 

 

50KW未満の低圧連系の特に大きなメリット

 

高圧受電設備キュービクルが不要

ランニングコストが安くつく

主任技術者の選任や保安規定の届出は不要。

時間のかかる電力会社と接続協議が不必要かまたは、軽微ですむ。

広大な土地が要らない。

50KWなら500〜600m2 (150〜180坪)程度
100KWなら 1000〜1200m2(300〜360坪)程度

 

以上のようなメリットがあるため、現在各メーカーは50KWパックといった商品をいろいろ開発しています。

 

応用として50KWパックを2つ設置して(2区画作り)100KWにするという方法が考えられます。
もし100KWで高圧連系を計画している場合であれば、50kW未満を2区画作り低圧連系にしたほうが、連系に
係る費用が安く上がり、有利な場合が多いと思われます。

 

 

本当は高圧契約すべきなのに、50KW未満の低圧接続を複数区画を作るという手法は
H26年4月から出来なくなりました。残念です。

 

●認定申請者が実質的に同一であること、
●認定に係る場所が地理的に近接していること、
●認定申請や工事が同時期又は近接した 1 時期に行われること、
の3つの要件を満たす場合を分割案件とみなし、設置不可になりました。

 

設置時期をずらせば、複数区画の設置は可能かと思いますので、以下に低圧分割の方法を残します。

 

↓100KW 2区画の例↓

 


A区画とB区画の間には仕切りをいれます。仕切りフェンスの基準は、はっきりとした基準は無いようです。
設置する意味を考えた場合、電気事故が起きない様に隣と明確に区切られ、簡単に行き来できない
用にするための物なので、60cm以上の高さは必用かなと思います。
もちろん第三者が簡単に発電所内に入れないように外周にはフェンスは必須です。これがないと保険が
適用されないケースがあります。

 

最後にパワーコンディショナーの話ですが、50KWの場合10KWのパワコンを5台並列に接続する方法が
ありますが、産業用のパワコンについてはメーカーの保証が1年程度の場合がほとんどです。
一方、住宅用のパワコンについてはメーカーの保証が10年程度の場合が多いので、住宅用のパワコンを
複数台並列接続して50KWにする方法も考えられます。

 

パワーコンディショナーに関して

1つのパワコンで接続するよりも、いくつかのパワコンで接続してリスクを分散

保証の観点からは、住宅用のパワコンの方が有利

パワコンの屋外設置は故障率が高くなる

 

 

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