日射量や日照時間は太陽光発電の発電量や投資回収年数に直結
まず気象庁の出している年間日射量(1971〜2000年の平均値)のデータを見てください。
出典 気象庁 気象統計情報 より
この図より、太平洋沿岸・瀬戸内の地域・九州地方が比較的日照時間が長いことが分かります。
また、北海道の十勝地方や山梨県や長野県、関東地方、も比較的多いです。
これらの地域は、だいたい1800〜2100時間の年間日照時間があります。
反対に、降水量(積雪量)が多い地域は日照時間が短くなる傾向があり、
北陸、中国の日本海側の地域や、北海道、東北地方は日射量が少なく、
これらの地域は、だいたい1400〜1600時間の年間日照時間になります。
では、日照時間とはどの程度の日差しがさしている時間をカウントするのでしょうか?
日照時間とは、直接日射量が0.12KW/m2以上の日差しがさしている時間のことで、
0.12KW/m2の日射量は、どれぐらいの日差しかというと、太陽電池がようやく発電することが
可能な日射量で、感覚的には、影が出来るか出来ないか程度の日差しになります。
次に太陽電池の年間発電量との関係を見て行きたいと思います。
日射量や日照時間は太陽光発電の投資回収年数を計算する上で、超重要な要素になります。
日照時間は年間発電量に直結するからです。
日照時間と年間発電量と投資回収期間は次のようになります。
●降水量が少ない地域は日射量・日照時間が多い→発電量が多い→回収時間が短くなる。
●降水量(積雪量)が多い地域は日射量・日照時間が少なくい→発電量が少ない→回収時間が長くなる。
太陽光発電は現在では、おおよそ8年程度で回収できますが、それは標準的な日照時間がある地域で、
平均的な発電量が確保出来る場合に限ります。
当然、産業用(非住宅用)やメガソーラーなどの売電収益を目的に太陽光発電を設置する場合は、
日照時間が長い地域を選定して設置しないと、収益に差が出る事になります。
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